カカオ豆やコーヒー豆は通常60~70㎏の麻袋に入れて生産国から消費国に輸出されます。タンザニアの場合、カカオ豆もコーヒー豆も60㎏入りが標準です。袋詰めの作業や輸送の効率の観点から大昔からそうなっているのだと思いますが、はっきり言ってめちゃくちゃ重いです😅

日本国内では通常の宅配便では送れませんし、移動させるのも大変で、下手に持ち上げると腰を痛めるリスクも高いです。大手の製菓メーカーさんであれば、トラックを横づけしてフォークリフトで荷下ろしし、ベルトコンベヤで運ぶなど、人手を介さずに麻袋を扱う流れが確立していると思いますが、小規模なBean to Barチョコレートメーカーさんではそうはいきません。特にお1人(ワンオペ)でやってらっしゃるところでは、60kgの麻袋を人力で扱うのはかなり大変です😕

そんなわけで、60kg入りの麻袋ではなくて、重量を半分くらいにしてダンボール入りにし、もっと手軽に扱えるようにできませんかね?とココアカミリに相談したのが4年くらい前のことでした。その時はそれは面白いね、検討してみる、ということで話が終わったのですが、ココアカミリはその後本当に検討を進めてくれ、30kg入りの麻袋というオプションを作ってくれたのが昨年の3月輸入分からでした。早速30kg入り麻袋で輸入してみて、扱いやすさに感動しました✨

Bean to Barチョコレートメーカーさんは通常1種類のカカオ豆だけではなく、3種類、5種類、多いところでは10種類くらいのカカオ豆を扱われています。産地ごとに60kgの麻袋を仕入れていたらかなり場所を取りますし、カカオ豆の仕入れ金額も多額になりますので、30kgの麻袋というのはちょうどいいのです。もちろんチョコレートづくりの職場の労働安全衛生の観点からも望ましい重量です。30kgを購入してくださった方からの評判も上々です♪

雨や湿気、輸送中の破損などを考慮してダンボール入りはいまのところ実現していないのですが、30kgの麻袋で十分でした。地味ですが、これも立派なイノベーションだと思っています!

30㎏袋のデメリットとしては、麻袋・内袋の代金が余計にかかることと(藤野良品店としては追加料金は頂いていません)、60㎏袋に比べると多少かさが増えることくらいですが、メリットに比べると小さなことだと思っています。

ということで、結論としてはカカオ豆は30kg入りがお勧めです。まだの方はぜひ30kg袋をお試しください!

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