柳田真樹子(やなぎだまきこ)

娘が小学校に上がる時に、自然豊かな環境とシュタイナー学園とトランジションタウンに惹かれ、会社を辞めて里山藤野への移住を決意。しばらくは慣れない田舎生活やシュタイナー教育的子育てに専念していたが、夫の仕事の関係で設立されたタンザニアのドライフルーツ会社Matoborwaを応援したい、という想いから藤野良品店を立ち上げる。トランジション藤野でつながった多くの人達のおかげで、今までやったことのない事業(ドライフルーツなどの輸入販売、クラフトチョコレートの製造販売など)が形になりつつある。


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内田 松里  (うちだまつり)

イラストレーター。
嵯峨美術短期大学ビジュアルデザイン科卒業。キセル、PUSHIM、DRY&HEAVYなどのCDジャケット、Tシャツ、本の表紙、ポスター、ポストカードなどの制作。2010年 はらまさこ 改め内田松里に改名、2011年DJ MOOCHYプロデュースの絵本付きCD、SOFT meets PAN ~Tam~Message to The Sun~ では絵本の挿絵を担当。2019年 藤野良品店の「里山クラフトチョコレート」「無添加ドライフルーツ」のパッケージイラストを担当。
【展覧会】
2000年 東京ギャラリー無寸草/2001年 大阪WHO’S WHOギャラリー/2004年 神戸カフェナフシャ/2016年 神奈川県藤野ふるさと村創成 30周年記念、創造展 /2017年 神奈川県藤野カフェレストランshu/ 2018年 山梨県上野原市 廃校芸術祭 etc…


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篠原の里 炭焼き部

かつて藤野は炭焼きが盛んなところで、炭は農家の冬場の貴重な収入源でした。しかし炭による煮炊きや暖房の需要が減る一方で、安価な炭の輸入が増えたことにより、重労働でもある炭焼きは途絶え、里山に手が入らず森林が荒れつつあります。その現状を打開すべく結成されたのが地元有志による「篠原(しのばら)の里 炭焼き部」です。土を練って手作りした昔ながらの窯を使い、ベテランの技術を若手が受け継ぎながら炭焼きをしています。藤野良品店ではこの里山の炭を使ってカカオ豆を焙煎しています。「里山クラフトチョコレート」の芳ばしい香りと深みのある味は炭火焙煎のおかげです。