2024年8月に、かねてから藤野良品店が輸入しているタンザニア産カカオ豆の生産者であるKokoa Kamili(ココアカミリ)およびカカオ農家さんたちを訪問するカカオ産地視察ツアーを実施しましたので、その内容をご報告します。
このツアーにはSAINT NICOLAS(石川県)さん、FILFIL CACAO FACTORY(石川県)さん、チョコレート工房ZEN(東京都)さん、tete Bean to Bar Chocolate(山口県)さん、La Fee Bleue(福岡県)さんにご参加頂きました。また、UAE(アラブ首長国連邦)のドバイでベーカリーカフェを営み、チョコレート事業を立ち上げ中のbkryさんも現地で合流しました。
カカオ産地視察ツアーの旅程
現地の旅程は下表のとおりです。
| 1日目 | タンザニアに入国 歓迎夕食会 | 
| 2日目 | ダルエスサラーム市内スーパーマーケットで買い物 ミクミに陸路移動 | 
| 3日目 | ミクミ国立公園でサファリ(半日) ムビング村へ移動 ココアカミリの発酵所へ到着&歓迎のダンス | 
| 4日目 | 発酵所見学 カカオ豆選別作業体験 カカオの木の育苗所見学 カカオ農家2軒訪問・カカオ豆収穫体験・カカオポッドを割る体験 | 
| 5日目 | カカオ豆の麻袋への文字印刷体験 カカオ農家1軒訪問 発酵所作業体験(カカオ豆発酵の攪拌作業など) 山奥の小川で水遊び | 
| 6日目 | 発酵所作業体験(カカオ豆の乾燥棚の移動・カカオ豆乾燥のための攪拌) イファカラに陸路移動 女性織物組合の工房見学 ローカル市場見学 キロンベロに陸路移動 キロンベロからダルエスサラームにチャーター便(セスナ機)で空路移動 お別れ夕食会 | 
| 7日目 | Slipwayで買い物 ココアカミリのダルエスサラーム事務所訪問 小売店(スーパーや土産物店など)で買い物 ティンガティンガ村で絵画購入 フレンチベーカリーでランチ タンザニアを出国 | 
タンザニアに滞在したのは7日間。日本からの移動も含めると9日間の旅でした。現地の7日間でやったことをかいつまんでご紹介します。
1日目:ダルエスサラームで現地集合し、夕食会
ツアー参加者が集合したのは、タンザニアのダルエスサラーム。ダルエスサラームは東海岸に位置し、タンザニア最大の都市です。チャーターしたマイクロバスで、空港からダルエスサラームのムササニ半島エリアにあるHotel Slipwayへ移動。ココアカミリの共同経営者のシムランも含め、海が見えるレストランに集合し、自己紹介をしながらキックオフの夕食会を開催しました。

2日目:ダルエスサラームからミクミ国立公園へ
サファリ用にロングボディに改造したトヨタ・ランドクルーザー2台に分乗し、市内のスーパーで軽く買い物をした後、西に向かって出発。道中、ウサギや七面鳥、ガチョウなどを放し飼いにした庭がある素敵なレストランでランチ。交通の要衝、モロゴロを経由して、国立公園があるミクミへ。ロッジに着くまでにミクミ国立公園の真ん中の道路を通るのですが、左右に野生動物の姿がチラホラ見られて期待が高まります。

3日目:ミクミ国立公園でサファリの後、カカオ産地へ
朝早くロッジで朝食を取った後にサファリカーで出発し、ミクミ国立公園へ。入場手続きの効率の悪さに少し出鼻をくじかれつつ、何とか園内へ。オスライオン、ゾウ、インパラ、イボイノシシ、ヌー、シマウマ、キリン、サルなどに加え、沼ではカバの群れ、ワニが見られ、一同大変盛り上がりました。

半日サファリの後、宿に戻って手早く昼食を取った後、カカオ産地へ。途中までは快適な舗装道路でしたが、途中からは未舗装のダート道に。乾季のため、デコボコこそあまりないですが、前車が巻き上げる埃が車の隙間から入り込んできて、服もカバンも白っぽくなりました。暗くなる前にココアカミリの発酵所に到着。入口には「Welcome Chocolate Makers」と書かれた横断幕が張り出されていて気分が盛り上がりました。そして発酵所の敷地に入ると、地元ダンスチームによる生演奏付きのウェルカムダンスが!もちろん我々も輪に加わって一緒に踊りました。宿は、地元修道院の宿泊施設。お湯は出ませんでしたが、よく手入れがされた清潔で快適な宿でした。その昔、2015年に宿泊した時から変わっていませんでした!

4日目:ココアカミリの発酵所、育苗所、カカオ農家訪問
今回のツアーのメイン訪問先の1つであるココアカミリの発酵所の見学からスタート。この発酵所では近隣のカカオ農家からカカオ豆の買い入れをしており、カカオ豆を販売したい農家が列を作って計量を待っていました。計量は公明正大になされていて、農家がバケツに入れて持ってくるカカオ豆は農家の目の前で袋に入れ替えられ、ばねばかりで計量されます。その重量にその日の買い入れ単価を掛けた代金はその日のうちに現金で農家に支払われる仕組みになっています。ココアカミリは有機認証を取っていますので、有機認証がされたカカオ豆は白い袋、有機転換中のカカオ豆は黄色い袋に入れて計量します。

発酵所の中はカカオ豆特有の甘酸っぱい発酵臭が漂い、カカオ豆を発酵させるための木箱がずらりと並びます。入り口付近には、工程管理を行うためのホワイトボードが置かれていました。毎日毎日大量のカカオ豆を受け入れていきますし、大勢の作業者が加工の工程に関わりますので、こうやって視覚的に作業の進行状況を把握・共有することはとても大事なのです。

10時になると、カカオ豆の選別を担当する女性たちが勢ぞろい。発酵所で発酵、乾燥、ブレンドを終えたカカオ豆は女性たちによって選別されたあとに出荷のための袋詰めされます。選別工程では、豆同士がくっついた豆、平べったい豆、皮の剥けた豆、割れた豆、カビた豆、小さすぎる豆、発酵過程で混ざってしまうバナナの皮などが取り除かれます。選別にはザルが使われますが、以前何度かに分けて日本から持ち込んだ円形の篩(ふるい)も使ってくれていました。ざるより効率が良くて使いやすい、ということでした。また、今回大型の角形のふるいも持ち込みました。今後作業効率化と選別品質向上のために活用してもらえるといいなと思います。

発酵所を後にし、車で10分くらいのところにあるカカオの育苗所へ。ここではココアカミリの契約農家向けに、カカオの苗を育苗しています。ココアカミリではかつて苗木を契約農家さんたちに無料で配布したこともありましたが、地域の長老に「無料で苗木を配布すると農家が大事にしないからやめた方がいい」と言われ、販売することにしたそうです。でもその売価は苗木生産のコストを下回る安さで、苗木栽培は収益事業ではなくてあくまで契約農家さんを支えるための活動になっています。カカオ豆の品質向上を目指し、優良な木の枝を穂木にした接ぎ木にもトライ中とのことでした。

育苗所から発酵所に戻ってランチ。ココアカミリの発酵所では、働くスタッフのためにランチが提供されます。日本だと当たり前だと思われるかもしれませんが、実はタンザニアでは珍しいことです。食事はスタッフのモチベーションを上げる大事な要素になっています。ランチの定番は米飯と煮豆、炒め野菜。日本人の口にも合うお味で、ツアー参加者の皆さんはペロリと平らげていました。ちなみにココアカミリがある地域はコメどころでもあり、近くには水田もよく見かけました。

ランチの後は、カカオ農家さんを訪問。1軒目は、1.25エーカー(約0.5ha)で320本のカカオの木を栽培している農家さんでした。ココアカミリから苗木を入手して2011年にカカオの栽培を始めたそうです。カカオの他にゴマ、米、トウモロコシ、バナナを植えているとのことでした。農家さんからは「ここに何をしにきたのですか?」という質問があり、チョコレート工房ZENの水戸さんが「お店でタンザニアのチョコレートがフルーティで一番人気のため、カカオ豆がどんな人によってどうやって育てられているか知りたかった」と回答。タンザニアのカカオ豆が高く評価されていることを知った農家さんは大喜びでした。なお、最近カカオ豆の国際相場が上がったことで、こちらの産地のカカオ豆買取価格が上がり、カカオの栽培を新たに希望したり、カカオ栽培の面積を増やす農家さんが増えているそうです。カカオ畑では、カカオの木にカカオの実(カカオポッド)が鈴なりになっている様子を見て、一同大いに盛り上がりました。

2軒目は、10エーカー(約4ha)の土地に3,000本以上のカカオの木を植えている、比較的大規模なカカオ農家さんでした。7人のフルタイムワーカーに加え、3月~6月の繁忙期には追加で4人に農園作業を手伝ってもらっているとのことでした。ここではカカオポッドを収穫し、実を割って中身(果肉)を取り出す作業を体験させて頂きました。低いところになっている実ははさみで、高いところになっている実は、柄付きのカマのような道具で収穫しました。

収穫したカカオポッドは1か所に集められたあと、ナタで割って白い果肉を取り出していきます。ココアカミリでは、カカオポッドを割ってから8時間以内に発酵所に持ってくることを契約農家さんに求めています。この作業はなかなか大変です。カカオポッドを割ると姿を現す白い果肉はマンゴスチンやライチ―のような味で、瑞々しくほどよい酸味と甘さ、鼻を通り抜けるような爽やかな香りがあり、とっても美味でした。産地ならではの味に一同舌鼓を打ちました。

5日目:ココアカミリの発酵所で作業体験、カカオ農家訪問、山の中の小川へ遠足
だいぶ慣れてきた発酵所に朝やってきてまずやったことは、麻袋へのロゴと文字の印刷。ブリキで作った型を麻袋に当ててインクをすり込んでいき、型を外すと印字がされている仕組みです。驚いたのは、黒いインクかと思っていたのは、隣の州で取れる石を細かく砕いて粉末状にした「天然塗料」だったということでした。

手分けして麻袋の印字を何枚か仕上げた後、3軒目のカカオ農家さんを訪問しました。小学校の教師を定年退職した後に夫婦でカカオ栽培を始めた、という農家さんで、カカオ農園の大きさは7エーカー(約2.8ha)で、農繁期には5人のワーカーさんが働いているとのことでした。

ここは地下水をくみ上げるポンプを1年前に導入し、1か月に2回程度カカオの木に灌水しているとのことでした。水があれば通年収穫ができ、収穫量も増えるそうです。コメやトウモロコシなどの他の作物と違って1年を通して収穫ができるのが作物としての魅力ですが、カカオの幹を食い荒らす害虫による被害には苦労しているとのことでした。

有機栽培のため、使える資材が限られているのが悩みの種です。ココアカミリの農業指導担当、アナナヨス氏によると、効果がありそうな有機栽培対応の農薬を取り寄せているとのことでした。
発酵所に戻って作業服(つなぎ)に着替えると、次は発酵所の作業体験です。ココアカミリでは、3段の木箱にバナナの葉っぱを入れてカカオ豆を発酵させる方法を採っています。まず一番上の段の木箱にカカオ豆を入れて2日間発酵させ、攪拌しながら真ん中の段の木箱に落としてさらに2日間発酵させ、最後に一番下の段の木箱で2日間発酵させたら発酵完了です。やってみて分かったのですが、木箱の上に立って、カカオ豆を攪拌しながら下の段に落としていくという作業がなかなかの重労働。参加者の皆さんはカカオの酸っぱい発酵臭と発酵熱を感じながら、汗をかきつつ作業していました。

ランチの後は、山の中にある小川の「遠足」に向かいました。ランドクルーザーに分乗し、時に凹凸がかなり激しい山道を進むこと1時間。下車してさらに10分歩くと、ありました、山の中の小川が!結構な急流でしたが、川幅が少し広く、流れが穏やかになっているところがあり、そこで川泳ぎを楽しむことができました。ココアカミリのシムランがジン・トニックとワインを持ってきてくれていて、雄大な自然の中でゆったり過ごす贅沢を楽しむことができました。

帰り道ではブラック・アンド・ホワイト・コロブスという白黒の毛の長いサルやブルーモンキーという青っぽい色をしたサル、ホーンビルという大きな嘴を持つ鳥など(もちろん野生)を見ることができました。どこまでも続く稜線の向こうに沈んでいく夕日はとってもきれいでした。
6日目:イファカラの機織り工房訪問、イファカラの市場訪問、セスナでダルエスサラームへ
いよいよカカオ産地を後にする日でしたが、ぎりぎりまで発酵所で作業体験。前日に屋内に取り込んでおいた木製の乾燥台に乗ったカカオ豆を2人1組で屋外の広場に出し、攪拌する作業でした。木製のトンボのような道具でくっついたカカオ豆をほぐしながら、なるべく均一に乾くようにかき混ぜていきます。乾きすぎると砕けやすくなってしまうのでダメ、湿気が残り過ぎると保管中にカビてしまうのでダメ。乾燥度合いは、日射量や気温、湿度、風量などに左右されるため、なかなか大変な作業です。雨が降ったら急いで室内に取り込まなくてはいけないそうで、この日はあいにくの曇り空で時折パラっと雨が降ってきたので、気が気ではありませんでした。

10時半頃、4日間お世話になったカカオ発酵所を後にし、サファリカーでイファカラに向かいました。イファカラでは、機織り機でブランケットやシーツなどを作っている女性の組合“Ifakara Women Weavers Association)の工房を訪問。中庭には染色中の綿糸が天日干しされており、糸を巻き取ったり、織ったりする作業も見ることができました。木製の大きな機織り機が何台も並び、自転車のホイールやチェーンをうまく再利用した道具も使われていました。工房見学の後はお買い物。素敵な柄の作品がたくさんあり、皆さん爆買いでした。

工房見学の後は、近くのローカルレストランで食事。炭火焼のチキンやトウモロコシの粉を練ったウガリなど、タンザニアらしい食事を楽しむことができました。食事の後は、イファカラ市内の市場見学。穀類、乾物、生鮮品、雑貨などが所狭しと並ぶ活気のある市場でした。木製のへらを買ったり、はちみつを買ったりと買い物を楽しみました。

イファカラの町を後にし、キロンベロ空港へ。「空港」と言っても英語名はairportではなく、滑走路を意味するairstripで、大地を切り開いて作った未舗装の滑走路が1本あるのみ。チャーターしたセスナ機(定員:パイロット1名+乗客13名)に乗り込み、ダルエスサラームまでの約500kmをひとっ飛び。途中大きな揺れもありましたが、飛行時間1時間15分の快適な空の旅でした。

空港から再びムササニ半島エリアにあるHotel Slipwayに移動し、そこでツアーは解散になりました。
夜は日本人メンバーで集まってツアーを振り返りつつ夕食会。さらに、そこから徒歩10分くらいのところにある、クラフトビールのタップルームで醸造したてのビールを楽しみました。

7日目:ダルエスサラーム市内観光、ココアカミリのダルエスサラーム事務所訪問、日本へ
色々選べて楽しい朝食バイキングの後、ホテル敷地内にある土産物店で工芸品などを購入し、チャーターしたマイクロバスに乗り込み、ダルエスサラーム市内のスーパーを何軒か巡ってお土産を購入。タンザニア産、ザンビア産のビーントゥーバーチョコレートも買うことができました。その他、タンザニア産のスパイス、ワイン、お菓子など、気づけばお土産がどんどん増えていきます。途中でココアカミリのダルエスサラーム事務所に寄り、輸出・品質管理担当のモハメッド氏にご挨拶。産地とダルエスサラームの両方で水分試験、官能試験などで品質管理をきっちり行い、出荷後に何かあった時のためにロットごとにサンプル豆を残してあるというような話を聞くことができました。

事務所の壁にはココアカミリのココア豆を使っている世界のチョコレートメーカーの包装紙が飾られていました。藤野良品店の包装紙も発見!

ランチは、ダルエスサラームの老舗フレンチベーカリー、Epi d’or(エピドール)。各自好きなパンやスイーツを頼んでみなでシェアをする形式で、とても盛り上がりました!偶然にも今回のツアー参加者は何と全員がパティシエでしたので、プロの視点から色々なご意見が頂けました。UAEから参加したbkryのカミール氏(ベーカリー職人)も大喜びでした。

空港に向かう前に最後に立ち寄ったのがタンザニアを代表するアートで有名な通称ティンガティンガ村。村と言っても、本当の村ではなくて、ティンガティンガアートの組合が運営する工房です。アーティストが作品を書いている様子を間近に見られ、その場で作品を買うこともできます。ティンガティンガアートとは、1960年代にエドワード・サイディ・ティンガティンガ(1932-1972)が生み出し、その後数多くのアーティストに広まっていったポップアートの手法です。当初は主に動物や植物が描かれていましたが、最近では人物、村、街、建物など、描かれる対象が広がっています。参加者の皆さんはお店やご自宅用に何枚か買っていかれていました。

ティンガティンガ村を後にし、ダルエスサラーム空港へ。幸い市内渋滞もほとんどなく、予定通りの時間に無事到着。エチオピア航空でタンザニアを後にし、アディスアベバ(エチオピア)、インチョン(韓国)経由で無事成田空港に帰り着くことができました。

カカオ産地ツアーのまとめ
このカカオ産地ツアーは、タンザニアのカカオ生産の実態を直接体験し、理解を深める貴重な機会となりました。改めて7日間の内容を振り返ってみました。
カカオ生産の現場体験
ココアカミリの発酵所では、カカオ豆の買い入れから発酵、乾燥、選別までの一連のプロセスを見学し、作業を体験しました。カカオ農家を訪問し、栽培方法や収穫作業を直接見聞きし、カカオポッドの収穫や果肉の取り出しを体験しました。
持続可能な取り組みを知る
ココアカミリが契約農家に対して行っている支援(適正価格での買い取り、苗木の提供、栽培指導など)を確認しました。発酵所での従業員への食事提供など、現地の雇用と労働環境改善への取り組みを見ました。一方、有機栽培にこだわるがゆえの難しさ(害虫対策など)も知ることができました。
タンザニアを知る
産地への道中のサファリ、地元の女性織物組合の訪問や市場見学、地元食堂での食事、ダルエスサラームでのショッピングや食事などを通じて、カカオ以外のタンザニアの自然や文化、経済にも触れることができました。限られた時間ではありましたが、タンザニアの魅力を大いに感じられたと思います。
今後の展望
このツアーは、単なる観光ではなく、カカオ豆の生産から消費までの全体像を把握し、持続可能な取引関係を築くための重要なステップとなりました。参加者の皆さんからは、いつも使っているカカオ豆の生産過程を直接見ることで、タンザニアのカカオ豆の特徴や品質の高さを実感した、ココアカミリのスタッフの熱心さに心を動かされた、自身のチョコレート作りに新たな視点やインスピレーションが得られた、チョコレートづくりの意欲が湧いてきた、というような前向きな意見をたくさん頂きました。色々な専門性や経験をお持ちの皆さんとご一緒できて、私たちもとても勉強になりましたし、皆さんおおらかで明るく、何よりとても楽しく過ごさせて頂きました。この場を借りて参加して下さった皆さんに御礼申し上げます!最後になりましたが、日本からのツアーを受け入れてくれたココアカミリやその関係者、契約農家さんたちにも感謝の意を表したいと思います。
このようなツアーの定期的な開催は予定していませんが、もしご要望があればまた開催を検討したいと思います。

