タンザニアから羽田空港に届いたカカオ豆を通関してきました。植物防疫所(農水省管轄)の検査は毎回必須なのですが、今回は税関(財務省管轄)の検査にも当たりました。税関の検査対象はコンピューターがランダムに決めるそうですが、それにしてはヒット率が高い気が・・・😭でも検疫所(厚生労働省管轄)のモニタリング検査(サンプル採取あり)が当たらなかっただけラッキーと思って気を取り直しました😅

植物防疫所の検査は、検査官1人がカカオ豆の袋を開けて、ザルを使って有害な虫の有無を目視チェックします👀一方、税関の検査は職員が7、8人出てきて、X線検査装置を通して申告したもの以外が混入していないか確認、カカオ豆の麻袋表面から採取した微量検体を探知装置🖥にかけ、さらには麻薬探知犬🦮を使って不正薬物・爆発物の有無をチェックするという、ちょっとものものしい検査です。ちなみにワンちゃんは賢そうなゴールデンレトリバーでした。ワンちゃんがカカオ豆の袋の前で立ち止まるたびに、余計な動きはしないでね、と心の中で祈っていました。やましいことは全くないのですが、袋を開けられるとさらに時間がかかってしまいますので・・・。検査結果は、植物防疫所も税関も問題なし!そんなこんなで時間はかかりましたが、今回も通関が無事完了しました✨

藤野良品店で輸入しているココアカミリのカカオ豆の標準サイズは60㎏なのですが、今回トライアルで半分サイズの30㎏袋を輸入しました。理由は、60㎏袋は普通の人が持つには少々重すぎるからです。左(60㎏袋)と右(30㎏袋)を見比べると大きさの違いがよく分かると思います。

大手製菓メーカーさんはもちろんしっかりした受入設備があるので問題ないのですが、小規模経営が多いbean to barメーカーさんだと重いカカオ豆の袋の扱いがネックになることも結構あるようです。女性の場合はなおさらです。何を隠そう私も何度か腰をひどく痛めています🏥

2年くらい前にココアカミリに小さいサイズができないか打診していたのですが、今回他の国のユーザーからも要望が出て、トライアルで30㎏袋が実現しました。使い勝手を確認してみて、タンザニア側にフィードバックしようと思っています。30㎏袋を試してみたい方はぜひご連絡ください!

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